経歴
1946年1月21日 群馬県新田郡尾島町(現在の太田市)で生まれる
1964年 群馬県立太田高等学校卒業
1969年 慶應義塾大学工学部卒業
1970年 海上自衛隊幹部候補生補学校卒業
1971年 大沢建設入社
その後、尾島町議2期、群馬県議4期をつとめる
2007年7月22日 5選をめざした小寺弘之らを破って群馬県知事選挙に初当選
2007年7月28日 群馬県知事に正式就任
八ッ場(やんば)ダム(長野原町)の建設中止を求める市民団体「八ッ場あしたの会」は四日、大沢正明知事あてに公開質問書を提出した。同会は、知事が十月二十七日に前原誠司国土交通相と会談した際、過去の台風被害を例にダムの必要性を強調した発言を問題視。「事実誤認があり、国に大幅な誤解を与える説明をした」と強く抗議し、発言の根拠を明らかにするよう求めている。 (中根政人)
六都県知事と前原国交相との会談の席上、大沢知事は、一九九八年九月の台風5号接近によって、前橋市の利根川河川敷にあった県職員駐車場で約八十台の車が流失した被害を紹介。「死者が出るような事件だった」と治水面でダム建設の必要性を訴えた。
これに対し、あしたの会は「駐車場管理担当の県職員が自殺したが、増水による死者はなかった」と指摘。「車流失は堤防より低い河川敷を駐車場に使用した『人災』の要素が強い」と反論した。
その上で「車の流失被害とダム建設の効果とを関連づける知事の主張は根拠が明確でない」などと主張し、知事に発言の根拠について回答を求めている。 同会の渡辺洋子事務局長は「知事の発言は社会的に大きな意味を持つ。誠意ある回答を求めたい」と述べた。同会などは十三日に、高崎市で八ッ場ダム問題に関する緊急集会を開き、ダム予定地の現状などを議論する。
一方、別の市民団体「八ッ場ダムをストップさせる群馬の会」などは四日、県が実施を決めたダム予定地の「湖面1号橋」の橋脚工事入札の中止を求める要請書を知事あてに提出した。
◆治水面の意義や効果検証
八ッ場ダムの建設中止問題を集中的に議論することを目的とした県議会の「八ッ場ダム対策特別委員会」は四日、同ダムの治水面の意義や効果を検証するため、十一日に開く審議で大学教授や行政関係者から意見聴取すると発表した。
当日は河川工学が専門の宮村忠・関東学院大教授に学術的見地から八ッ場ダム建設の是非について説明を求める。東京都江戸川区の土屋信行土木部長、館林市の安楽岡一雄市長らにも、利根川流域の治水対策の現状や問題点を聴く。 (中根政人)(東京新聞:知事の主張『国に誤解』 八ッ場ダム中止派の市民団体:群馬(TOKYO Web))

